紫外線の影響で塗装が変色? 宇宙空間の太陽光を再現してガンダムを照らしてみました。
宇宙空間の太陽光の強さは、地球上に届く太陽光と比べとても強い光です。そのため、宇宙空間の光環境にさらされる人工衛星などは、事前に地球上で宇宙環境を再現した様々な試験を繰り返し行います。 そこで今回は、ガンダム(フィギュア)に宇宙空間の太陽光を高精度で再現した「宇宙太陽照明灯 形式:XC-500HFSS」の光を照射し、宇宙空間の太陽光によるガンダムの変化を実験してみました。
太陽先生の「ぶらSUN歩」 2024年ミュンヘン編
太陽先生ことセリック株式会社の佐藤です。 2024年2月4日から2月11日まで、ヨーロッパ3都市をめぐる出張に行ってきました。もちろんビジネスが目的です! そこで今回は、出張中しっかり街歩きしたミュンヘンのレポートをお送り致します。 プロピュライア(Propylaea) ミュンヘン中央駅(Hauptbahnhof)前のホテルを出発、最初の
冬至の日は日の出時刻が最も遅い?日の入時刻は最も早い?
冬至(とうじ)とは一年で最も昼の時間が短くなる日の事です。 そこでいきなりですが、問題です。 問題1:1年のうちで日の出時刻が最も遅い日は次のうちどれ?①冬至より前の日 ②冬至 ③冬至より後の日問題2:1年のうちで日の入時刻が最も早い日は次のうちどれ?①冬至より前の日 ②冬至 ③冬至より後の日 答えは・・・ まず下のグラフをご覧ください。東京における202
太陽光による赤外線センサへの影響は?ルンバで誤動作検証試験をしてみました
まずはこちらの動画をご覧ください。 https://youtu.be/EFOiA3kCEmI ルンバには様々なセンサが装備されています。ホームベースとルンバの間を通信する赤外線センサ(ホームベース側が発光部、ルンバ側が受信部)や、ルンバの裏面にある6個の段差センサなどがあります。ここに挙げたセンサはいずれも赤外線が使われます。 人工の太陽光(照明灯)で赤外線
太陽先生の「ぶらSUN歩」 2023年デュッセルドルフ編
太陽先生ことセリック株式会社の佐藤です。 今年2023年2月4日から2月11日まで、コロナ禍以降3年ぶりのヨーロッパへ出張に行ってきました。久しぶりの海外出張、とてもワクワクして実りある出張になりました。 8日間の行程の中で1日だけ休みが取れましたので、デュッセルドルフ市内観光をしてきました。そこで今回は、デュッセルドルフ市内をブラブラしたレポートを致します。 今回の出
太陽先生の豆知識「太陽フレアと2025年問題」
先日某TV局のバラエティ番組で、太陽フレアの事を取り上げていました。その番組の中である出演者の方が「2025年に2週間程度、携帯電話が使えないなどの通信障害が発生する」と言っていました。これを聞いて私が心配してしまった事は、通信障害が起こるという事ではなく、間違った情報発信がされていたという事です。なので今回は、太陽フレアとその影響について述べたいと思います まず、太陽フレアについて簡単に
人工太陽照明灯納入事例【千葉大学 星野勝義先生 空中窒素固定反応研究】
人工太陽照明灯を使用した「空中窒素固定反応」の研究 千葉大学 大学院工学研究院物質化学コース 星野勝義先生 ■導入製品 人工太陽照明灯スーパースポット形XC-100BFSS+IR(赤外線)カットフィルタ×4台 ■使用用途 空中窒素固定反応の研究■所在地 千葉市稲毛区弥生町1-33■WEBサイト https://www.tp.chiba-u.jp/ms/ 星野先
人工太陽照明灯納入事例【名古屋大学 石川由希先生 ショウジョウバエ研究】
人工太陽照明灯を使用した「ショウジョウバエ」の研究 名古屋大学 理学研究科 石川由希先生 ■導入製品 人工太陽照明灯XC-500BF ■使用用途 ショウジョウバエの研究■所在地 愛知県名古屋市千種区不老町■WEBサイト https://www.bio.nagoya-u.ac.jp/ 石川先生の略歴を教えて下さい 小さい頃から動物や生き物が好きで、生物の進
太陽先生の豆知識「紫外線計測には基準がない」
私たち光源メーカーは、日ごろから光学測定器を度々使用します。光源の分光分布を測定したり照度を測定したり、目的と求められる精度によって様々な光学測定器を使い分けて使用します。 (※写真:ソーラシミュレータの光学特性測定の様子) 可視光の分光分布や照度、色温度などを計測する時の計測器は、標準電球と言われる光源で値付けをされています。標準電球は、発せられる光の光束量、色温度などが値付けされ
太陽先生の豆知識「太陽光の近赤外はところどころの波長で減衰がある」
自動車の自動運転などのセンシングで利用されるようになった近赤外線。例えば人感センサ付き照明や自動ドアのセンサなど、自動車分野以外でもずっと以前から近赤外線センサは私たちの日常で多く使われています。 屋外で使われる近赤外センサは太陽光の影響を受ける恐れがあり、ここ数年は太陽光の赤外線の影響を調べたいというご相談が増えています。 その中でも太陽光の影響が小さい940nm付近に感度を持つセ