ペロブスカイト太陽電池のデモ用光源に人工太陽照明灯SOLAXが選ばれる理由

再生可能エネルギー展で注目されたペロブスカイト太陽電池への照射用光源
「人工太陽照明灯SOLAX XC-500EFSS」

新しい太陽光発電として注目されているペロブスカイト太陽電池。
軽い、曲がる、印刷技術で製造できる、あまり天然資源を使わない、などの特徴があり、現在主流となっているシリコン系太陽電池や化合物系太陽電池の“次の世代の太陽電池”として研究開発が盛んにおこなわれています。聞くところによると、まだ量産化の段階には行っていないとのことですが、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)では2025年実用化にむけたプロジェクトが既にスタートしています。ペロブスカイト太陽電池の研究開発で世界の先頭を走る日本、早急な製造技術と評価技術の確立、量産化、そして市場投入が期待されています。

今年2023年3月1日(水)~3月3日(金)に東京ビッグサイトで開催された「再生可能エネルギー展」では、ペロブスカイト太陽電池を展示している企業があり、そのブース内で発電のデモ用光源として「人工太陽照明灯SOLAX XC-500EFSS」が使用されました。今回はその光源として採用された理由をご紹介します。

太陽電池の評価光源に人工太陽照明灯が採用される理由とは?

人工太陽照明灯採用事例「ペロブスカイト太陽電池の開発・評価」
※実際の展示ブースの様子。出展者様のご意向により、出展社名は伏せさせて頂きます。

セットアップが簡単で使い勝手が良い人工太陽照明灯

今回出展されたペロブスカイト太陽電池の大きさはA4コピー用紙程度ですが、この照射面をカバーするソーラシミュレータはかなりの大きさになり、展示会場までの移動もセットアップも大変な労力を要します。かつ移動途中で配光が乱れるなどのリスクもあり、ソーラシミュレータを展示会に持ち込んで太陽電池の発電デモに使用するのは現実的ではありません。

それに引き換え人工太陽照明灯は、ソーラシミュレータほどの精度はないものの宅配便で送ることができ、セットアップ作業も不要なので、非常に使い勝手が良く手間がかかりません。モジュールの発電デモに使用するには小さすぎますが、セルのサイズなら十分な性能を持っています。

自社内の試験で光源のご購入を検討される場合でも、高精度で発電効率を調べるような目的でなければ、ソーラシミュレータに比べて低価格短納期(受注後1週間程度で納入可能です)の人工太陽照明灯SOLAX XC-500EFSSが最適です。この人工太陽照明灯は、太陽電池照射だけでなく、光触媒や赤外線カットガラス/フィルムの展示などでの使用実績も豊富です。

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