美術館・博物館の展示照明に最適!人工太陽照明灯SOLAXが選ばれる理由とは?

美術館・博物館の展示・保存で求められる照明とは?

美術館や博物館では、展示される文化財や芸術品の保存・演出において照明が非常に重要な役割を担っています
近年では、デジタル技術の進展により、展示物のデジタルアーカイブや撮影も盛んに行われるようになり、それに伴って博物館や美術館の照明に対するニーズも多様化・高度化しています。
文化財や美術品は光に弱く、長時間の照射で劣化が進むこともあるため、保存性と演出性を両立できる照明器具の選定が不可欠です。

展示照明に最適な「人工太陽照明灯」とは?

人工太陽照明灯は、太陽光に限りなく近いスペクトルを再現する照明です。
特に色再現性に優れており、文化財や美術品本来の色味や質感を忠実に表現できることから、美術館や博物館の展示照明として注目を集めています。また、デジタルアーカイブや修復作業、撮影時にも最適な照明として多くの実績があります。

【事例紹介】国立歴史民俗博物館特別展の展示用照明

2016 年に国立歴史民俗博物館(千葉県)で開催された特別展「万年筆の生活史」では、展示台の照明としてLED人工太陽照明灯「SOLAX-iO」が採用されました。
下の写真は、展示会の際に特注で制作された展示台です。

この展示にLED人工太陽照明灯が採用された理由は、色見の正確さと鮮やかさの再現性の高さにあります。展示品である万年筆の鮮やかさを来場者に感じてもらいたい、そして正確な色再現をすることで万年筆の質の高さや芸術性を理解してもらいたい、という理由から、LED人工太陽照明灯が導入されました。
また、文化財保護の観点から波長500nm以下の光をカットするフィルタを使用するなど、保存性にも配慮した設計が施されています。

日本では努力義務ではありますが、改正博物館法において「博物館の事業に博物館資料のデジタルアーカイブを追加する」ことが決定、2023 年4 月1 日から施行されました。現時点ではまだ努力義務ですが、近い将来必須業務として法律で定義されることになるでしょう。デジタルアーカイブで美術品を記録することは、文化財保護や調査研究のためだけでなく、博物館の利益の向上と文化の伝承、人々の暮らしの豊かさの向上などといった側面もあります。ますます文化財・芸術品のデジタルアーカイブは注目される事業となっています。

博物館の展示照明・撮影照明としての人工太陽照明灯の強み

1. 色再現性の高さ

太陽光に限りなく近いスペクトルを再現するため、色温度や演色性に優れ、展示品本来の美しさを忠実に再現します。

2. 紫外線・赤外線カット機能

フィルタを装着することで、文化財に有害な光を排除し、長期的な保存に適した環境を提供します。

3. 撮影・デジタルアーカイブに最適

光源が安定しており、撮影時の色調がブレにくく、デジタルアーカイブ用途にも最適です。

修復・アーカイブ用途にも広がる人工太陽照明灯の活用

デジタルアーカイブ用の撮影照明としても、人工太陽照明灯は高い評価を得ています。高精細なカメラでの記録でも、照明の質が悪ければ正確な保存は困難です。正しい照明環境が、調査・研究・保存の質を左右します。さらに、文化財の修復現場でも多くの採用実績があり、展示用照明としてのみならず、保護・修復用途にも幅広く活用されています。

主な製品シリーズと特長

SOLAX 100Wシリーズ

紫外線・赤外線をカットするAFフィルタ付き「XC-100AF」が多く採用されており、展示照明・修復照明として多数の導入実績があります。

SOLAX 100Wシリーズ

SOLAX-iOシリーズ

形状は卓上用のフレキシブルチューブスタンドスタンド式、色温度は5500K・6500Kの両方が多く採用されています。用途や展示物に応じて最適な演出が可能です。

SOLAX-iO

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