教えて!「太陽先生!!」

『SOLAX』、実は“ソーラックス”と読むんです

人工太陽照明灯の読み方と開発秘話

弊社製品である人工太陽照明灯SOLAXはお客様から「ソラックス」と呼ばれることがよくあります。弊社社員は皆自社製品が好きなので、「ソラックス」と呼ばれることに違和感やちょっとだけ残念な気持ちがあります。

とはいえお客様が「ソラックス」と認識されているのをわざわざ否定するようなことはせず、受け入れていますね。またブランドはお客様によって築かれるもの。ありがたいことなのかもしれません。

弊社のウェブサイトにもカタカナ表記はないので、SOLAXをソラックスと読まれるのは仕方ないのかもしれません。

SOLAXとは「キセノンランプを使った太陽」、つまり「SOLAR+XENON LAMP」からSOLAX(ソーラックス)と名付けられました。

これは弊社の創業者で現会長の佐藤泰司の命名によります。製品名の“人工太陽照明灯”、商品名の“ソーラックス”、ロゴ、すべて開発者でもある佐藤泰司が考えました。従って社内では「ソーラックス」が共通の呼び方になっています。

ちなみに人工太陽照明灯の開発の功績により、黄綬褒章(1996年)、旭日双光章(2017年)を受賞しました。大変名誉ある受賞で、ありがたいことです。

佐藤泰司 人工太陽照明灯の開発功績による黄綬褒章、旭日双光章受賞賞状

なぜ弊社会長 佐藤泰司が人工太陽照明灯を開発しようと思い立ったのか

ここで人工太陽照明灯の開発エピソードをご紹介します。
話は、佐藤が中学生の頃まで遡ります。

佐藤が中学生3年生の夏休み、絵を描く宿題があったそうです。ところがそれをすっかり忘れていて、明日から2学期が始まる夏休み最終日の夜、絵を描く宿題をやっていなかったことに気付きます。

人工太陽照明灯開発エピソード白熱電灯の下で絵を描いている佐藤泰司少年

慌てて、以前に描いた風景画を思い出しながら、でも「何か違うなあ、こんな色だったかなあ」と違和感を持ちつつも夜遅くに完成させ、その日は就寝しました。

翌日登校して、教室で絵を提出しようと広げてみた時、自分が思い描いていたのとは全然違う色で描かれていて愕然としました。

人工太陽照明灯開発エピソード白熱電灯の下で描いた絵を翌日教室で見たら色が違っているのに気が付き驚く佐藤泰司少年

「何でこんなことが起こったんだろう? そうか、光が違うんだ!」

昨夜は自宅で白熱電球の光の下で絵を描いたのだが、今見ているのは太陽の光が差し込む教室。
光が違うと色って違って見えるんだ、という発見があったとのこと。

人工太陽照明灯開発エピソード白熱灯と太陽光では色の見え方が違う

もともと機械いじりが大好きだった佐藤少年、この時「自分の手で太陽を作ってみたい」という思いに至ったそうです。ここがユニークな点で、理系少年ならではの発想ですね。

その後工業高校で電気工学を学び、エンジニアとして就職します。何度かの転職を経て、当時勤務していたメーカーで船舶の電気設備の仕事に従事します。船に乗せる発電機や計器類などの電気設備の他、遠くを照らす探照灯の設計をすることに。

この探照灯、大型のキセノンランプが使われます。キセノンランプの特性や特長を知るに従い、「あの時思い描いた太陽光を、キセノンランプを使えば実現できるぞ」という思いに至ったと、会長は私に語ってくれました。その構想を胸にサラリーマンを辞め自分で会社を興しました。

それがセリック株式会社で、独立から2年半後、念願の人工的な太陽光を放射する照明「人工太陽照明灯」の開発に成功、リリースに至ります。

以後、500Wシリーズの開発と商品化、オプション品の追加、海外向けブランド「XELIOS(ゼリオス)」のリリース、LED人工太陽照明灯「SOLAX-iO(ソーラックスイオ)」シリーズおよび「SOLAX-NEXT(ソーラックスネクスト)」シリーズのリリースと、商品ラインナップを拡大してきました。

最初のリリースの時、製品名を「人工太陽照明灯」、商品名を「SOLAX(ソーラックス)」と名付けたのは前述の通りです。

私たちセリック社員一同はお客様に、人工太陽照明灯を「ソーラックス」と呼んで頂きたいと思っています。お聞き届け頂けると大変うれしいです。

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※掲載している3点のイラストは、AI生成(Microsoft Copilot)により作成し、当社で一部編集を行っています。

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