キセノンランプ式とメタルハライドランプ式の
主な特長
Q.キセノンランプ式とメタルハライドランプ式、どちらがいいの?
A.キセノンランプとメタルハライドランプにはそれぞれの特長、良さがあります。
<キセノンランプ式の特長>
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高性能AAA(場所ムラ、分光合致度、時間変動率、JIS C 8904-9に準拠)も実現可能
→ 環境温度をコントロールしながら太陽電池の評価が可能に
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赤外線領域をカットすることが出来る
→ 熱の影響をコントロールしながら紫外線のみの影響を調査
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紫外線領域をカットすることができる
→ 環境温度をコントロールしながら照射対象物の光の当たる面/当たらない面の温度差を作り出すことが可能に
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光のフィードバック機能により高い安定性を実現
→ 光の変動が極めて小さい試験が可能に
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平行光に対する部品の耐光性、耐熱性試験も可能
<メタルハライドランプ式の特長>
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広範囲を照射できる
→ 大きな照射対象物への照射試験が可能
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キセノンランプに比べ発光効率が高い
→ 導入コストを削減できる
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ランプ寿命が長い
→ 連続耐久試験用に最適
目的、照射対象物、ご予算などのご希望をお聞きし、最適な機種をご提案致します。
まずはお気軽にご相談ください。
仕様
<キセノンランプ式>
※高性能AAA(場所ムラ、分光合致度、時間変動率、JIS C 8904-9に準拠)も製作可能です
| 名称/形式 |
恒温槽付きソーラシミュレータ/XIL-4B400KPV2+LHAV1 |
| 【光源部】 |
| 光源 |
4kWメタルハライドランプ |
| 照射方向 |
下向き照射 |
| 有効照射範囲 |
400mm×400mm |
| 放射照度 |
1000W/㎡ |
| 放射照度可変範囲 |
60%~100% (最大を100とする) |
| 照射むら |
JIS C 8904-9 C級
(±10%)照射面を25分割したその中心を測定
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| スペクトル合致度 |
JIS C 8904-9 A級 |
| 時間変動率 |
JIS C 8904-9 A級
(±2% サンプル間隔25ms/100回 2.5秒間)
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| 平行度 |
±5度以内 |
| 制御方式 |
手動 |
| 付属機構 |
開閉シャッター (外部操作可) |
| 冷却方式 |
空冷 |
| 【恒温恒湿槽部】 |
| 使用恒温恒湿槽 |
LH44-W14形 |
| 温度範囲 |
-40℃~150℃ (光照射無し時) |
| 温湿度変動 |
±0.5℃/±3%RH |
| 湿度範囲 |
30%RH~98%RH |
| 空間温湿度偏差 |
4℃/7%RH |
| 温湿度勾配 |
4℃/10%RH |
| 運転方式 |
定値運転/プログラム運転(選択) |
| 恒温槽内寸 |
W800×D600×H850mm |
| 冷凍機 |
空冷式 |
| 使用冷媒 |
R-404A |
<メタルハライドランプ式>
| 名称/形式 |
恒温槽付きソーラシミュレータ/XIL-4B400KPV2+LHAV1 |
| 【光源部】 |
| 光源 |
2kWメタルハライドランプ |
| 照射位置 |
恒温槽内部床面から約400mm |
| 有効照射範囲 |
300mm×300mm |
| 放射照度 |
1000W/㎡以上 |
| 放射照度可変範囲 |
70~100% (最大出力を100とする) |
| 光強度むら |
±10%以内 (有効照射範囲を25分割したそれぞれの中心を測定し算出) |
| スペクトル合致度 |
JIS C 8904-9 B級 |
| 時間変動率 |
JIS C 8904-9 B級 ±5% (1分毎1時間測定) |
| 【恒温恒湿槽部】 |
| 使用恒温恒湿槽 |
LH44-13P形 |
| 温度範囲 |
-40~100℃ (参考値、保証される性能では有りません) |
| 湿度範囲 |
20~98% (参考値、保証される性能では有りません) |
| 使用冷媒 |
HFC(R404A)、内装材 ステンレス鋼板(SUS304) |